洗い方

まず、経血を予洗いします。 バケツ、洗面器等にぬるま湯を張り、布ナプキンを広げて入れます。
体温より低い温度のぬるま湯にしてください。温度が高いと血液が凝固してしまいます。 お風呂に入る時に洗面器にぬるま湯を張り、布ナプキンを浸けても良いですね。
そしてお風呂の途中や出る直前にゆすぎます。
洗い終わったら洗面器は綺麗に洗います。
バケツは、ホーロー製のものでも良いですし、百均のフタつきバケツでも十分です。フタつきゴミ箱等でも良いですね。 赤い色が透けるのが嫌な方は、黒っぽい色のもので。 布ナプキンを浸けるとこんな感じです。 この、経血がいっぱい付いている状態での浸け置きは短時間にして下さい。浮いた汚れが戻ってしまいます。 浸けて少しの間置いておくと、経血がナプキンから剥がれて 底の方に溜まります。そうっと排水口に流して、お湯が透明になるまでゆすぎます。 または、 経血の量が多い時はザっとぬるいシャワー等を掛けて、あらかた流しても良いでしょう。 おうちにいる時など、取り替えたらすぐに洗面所でゆすいでしまう方もいます。 ゆすいだ後は洗濯機で他の物と洗濯してください。
この時、シミが残ってしまう様であれば、 セスキやアルカリウォッシュをぬるま湯に溶かし、しばらく浸けておいても良いでしょう。 その時は、量や時間に気を付けて色落ちに注意してください。 セスキ等も百均に売っています。探してみて下さいね。 1Lに小さじ1/2位

この時は、半日から1日浸け置くため、置き場所に困る方もいらっしゃると思います。 浸け置きは大きな容器でなくて結構ですので、 こんな瓶(プラスチック製)や、シールウエアでも良いです。 おうちで要らなくなった容器で十分です。 これを、お風呂場や洗濯機の中等、人目につかないところにおいておきます。
できれば、洗濯も合成洗剤(界面活性剤入り)ではなく、石けん(原材料表示に石けんと書いてあります)を使うと良いです。

柔軟剤は、吸収力が落ちる場合もありますし、ネル生地は残留しやすいので、かぶれの原因になったりもしますので、ご使用はお避け下さい。 仕上げには、クエン酸がおすすめ。
洗濯機の柔軟剤投入口に小さじ1杯入れるだけです。
セスキで浸け置きすると布ナプキンが固くなりますので、クエン酸で中和するのが特にオススメです。

使った洗面器やバケツ等の容器、排水口周りは綺麗に洗浄してください。

洗濯が終わったら、完全に乾かしましょう。生乾きだと雑菌が繁殖してしまいます。

慣れるまでは面倒ですね…。いえ、慣れてからも面倒ですよね。だからこそ、少しでもお手入れが楽ちんな布ナプキンを選ぶのが良いと思います!

uka・ukaの布ナプキンは草木染め。先に染めているので汚れが中まで入らず、汚れが落ちやすく、一度挫折した方もuka・ukaのなら使えます。と言って下さることもしばしば。 また、シミが目立たない色(紺やグレー)の布ナプキンもあります。

逆にシミが少しでも残るのが嫌な方は、シミが目立つ色を選ぶと良いと思います。
また、ハンカチタイプは一体型と違い、全部の布が見えるので、汚れが落ちているかチェックができますし、 広げて干すとあっという間に乾きます。